クリスマス数日前。 ここはとある鎮守府。 カタカタカタ……。 大淀:「以上、鎮守府クリスマス会の計画書っと!」(タッターン!) 大淀:「はい。できましたわ。これを提督にお願いね」 陸奥:「わかったわ!」 (※サムネイルをクリックすると、別タブで拡大表示します) クリスマス当日。 大淀:「提督ー。提督ぅ?どこですかー??」 大淀:「て……。逃げたかっ!」 長門:「まったくっ!」 長門:「なんでワタシがトナカイ役などやらなくちゃいけないんだ?!」 大淀:「似合ってるわよ」 陸奥:「……長門ナカイ」 陸奥:「ナガ……トナカイ!(クスクスクス)」 長門:「笑われたっ?!陸奥に笑われたーっ?!!」 長門:「あーあ。なんで提督はワタシに……。ブツブツ」 ジリジリリン。ジリジリリン。 陸奥:「あら、こんなときに電話?何かしら」 長門:「あーモシモシィ?ちーんーじゅーふーでーす」 大淀:「もっとやる気だしてくださいよ」 長門:「ちょっ!提督!!なんですか、この衣装はっ?!!」 長門:「うん?……うん。うん。そうか!分かったっ!」(ガチャン) 陸奥:「提督の御用は何でしたの?」 長門:「六駆の子たちとクリスマス会だっ!いくぞ、陸奥、大淀!」 大淀:「わーっ!待ってくださよぉ!!」 陸奥:「あらあらまあまあ」 長門・大淀・陸奥:「メリークリスマス!」 そしてその夜。 大淀:「……以上、鎮守府クリスマス会でした。っと。報告書完成!」(タッターン!) 長門:「なんだ大淀。まだ着替えてなかったのか?」 大淀:「今日のクリスマス会の報告書を提督に出してから着替えるわ」 長門:「そうか。ワタシたちは先にあがっているぞ」 陸奥:「お先に失礼します」 大淀:「私もすぐにあがるから」 長門:「まったく。大淀は真面目過ぎるゾ」 キィ……バタン。 陸奥:「せっかくのクリスマスなのですから、しばらく二人っきりで……」 長門:「そ、そうだな。すまん。気付かなくって」 ……。 大淀:(コッソリ見てますわよーっ!ムフフw) こちらもお楽しみください。→【着ぐるみ】秘書艦たちのクリスマス2015 |